今回の上映会場「誰も知らない劇場」がある場所は、77年前(昭和20年)の7月10日未明に仙台を襲った【仙台大空襲】の爆撃中心点とされています。ビル入り口にはそれを示すプレートが設置されています。あの夏、長崎の郵便配達のスミテル少年と同じように、当たり前の日常をささやかに生きていた仙台の人々がいました。遠い西の端っこのまちで、遠い昔に起こった事実を知っていただくことと同時に、私たちが住むこのまちにもあった悲劇にも想いを馳せてみてほしい。そしてイマ、私たちと同じ時間に生きている彼の地の人々へも寄り添うきっかけとなりますように。
当時を知る先人たちの想いに耳をかたむけ、隣り会った人と、大切な人と語り合う。
上映会は、中学生・高校生・大学生のボランティアスタッフによる、映画「長崎の郵便配達」の元となった原作「The postman of Nagasaki」の書籍紹介から始まりました。
夏に見逃した、観てみたい、そんな声を多くいただき、多世代の多くの方にご鑑賞いただきました。
また、映画鑑賞の前後には、関連企画として劇場のある桜井ビル2階で開催した「長崎原爆ミニパネル展」にも多くお立ち寄りいただき、あなたの「平和(しあわせ)を感じる時」を思い浮かべてみてほしい。「その時」が大切に守られる世でありますように…。
大切な人の「その時」を愛しみ合えるわたしたちでありたい。あなたの「平和(しあわせ)を感じる時」を思い浮かべてみてほしい。
学生たちとともに「みやぎからながさきへ、そして未来へ」の「配達人」として、豊かな交流の場を生むことができました。
ご来場のみなさま、開催までご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました。
■会場
仙台市青葉区中央2丁目5-10(クリスロード商店街/桜井ビル3F)
*同ビル2F桜井薬局前フロアにて「原爆ミニパネル展」同時開催
■上映作品情報
映画『長崎の郵便配達』公式サイト (longride.jp)
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<本上映会に対するお問い合わせ>
Conne~こんね~(長崎の語り部から学ぶ会)
一日限定上映会「長崎の郵便配達」実行委員会
電話:080-1805-0702
*本ホームページ(お問い合わせ)フォームからも可能です。
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