今回のテーマは「まる」。
まるって、上も下も右も左も表も裏もないですね。おっきくてもちっちゃくても沈んでいても浮き上がっていてもころがっていてもいい。あなたのしあわせを「まる」に描いてください。
今年はコロナウイルスという見えない脅威との闘いと共存を余儀なくされ息苦しい生活です。制限を強いられながらだからこそ感じる「あたりまえのしあわせ」「ちっちゃなしあわせ」。
戦後75年目の夏は、きっとこれからの時代の新たな一歩となるでしょう。
ピカソが自身のふるさとゲルニカが無差別爆撃を受けた事に心を痛め描いた巨大なキャンパス画に込めた想いを世界の子どもたちが思いを共にして描く「キッズゲルニカ」。長崎の小中学生が平和教育で見聞きした「原爆」を表現した貴重な2枚を長崎から取り寄せ会場内に敷きました。来場者はステージに上がりその物言わぬスケールに圧倒されていました。
毎年、8月9日の前にイベントを開催していましたが、今年は長崎へ行くこともできないことに加え日曜日。本来ならオリンピック閉会式の日でした。長崎平和式典のlive中継を会場で流し原爆投下時刻11:02に黙祷を捧げました。今年は巷でも話題だった東北/福島の作曲家小関さんの作曲の「長崎の鐘」の音色も会場の皆さんはどのように感じられたでしょうか。
この取り組みを始める時「いつか宮城東北の方と宮城東北の方へ伝えたい。共に祈りたい」と願っていました。長崎では、2012年から毎年311 14:46に黙とうのサイレンを鳴らしています。