仙台特別上映会「二重被曝」~山口彊さんからのメッセージ~

「二重被曝」って知っていますか?
1945年8月6日 広島に人類史上初めて原子爆弾が投下され広島の街は一瞬にして何もかも吹き飛ばされました。それからわずか3日後の8月9日長崎の上空で2発目の原子爆弾が投下されました。
その両方で被曝してしまった悲運。
長崎出身の山口彊さんは広島に着任した矢先被ばく、全身に放射能を浴び重度の傷を追いながら必死に長崎に向かいました。やっとの思いで長崎に着いたその日、長崎に原子爆弾が投下されたのです。

広島と長崎で地獄と化した惨状を体験し、それでも己が生きている事の意味を自らの使命として後世に伝えたい。伝えなければならない。と93歳までの最期の5年間をまさに「命をかけ」「魂を込めて」戦争を知らない世代へ自らの体験と平和への願いを伝えつづけました。
「わたしの命(思い)をバトンタッチしたい」と。

今回上映するものは、その山口彊さんのメッセージと学生たちとの交流を70分の映画として制作され、今年長崎市内の小中高校に平和教材として配布されたものです。

日時 2019年7月28日(日)
13時半~(開場 13時)
会場 せんだいメディアテーク
7階スタジオシアター

ミニバネル展 受付前フロア

【入場無料】※パネル展は出入自由

東北では初の上映会です。
是非、東北宮城の若い世代の皆さんにも聞いて欲しいと思い今回の開催に至りました。

長い夏休みの少しの時間、触れてください。
受け取ってください。「命のバトン」を。

親子で、友達同士で、おじいちゃんおばあちゃんと、お孫さんと、足を運んでください。

受付前フロアでは、ミニパネル展も設けます。
仙台七夕飾りも「平和の願いを込めて」設けます。あなたの平和(シアワセ)を感じる時 をしたためてください。

今あるあたりまえの平穏を感じること、それが「平和」を考える第一歩。

知って想像することも「平和への行動」だと思うんです。

スタッフ一同笑顔でお待ちしております(๑•᎑•๑)